楽天証券と楽天銀行、両方持っているのに「マネーブリッジって何?設定したほうがいいの?」と気になっているあなたへ。
この記事はそんな方に向けて書きました。
正直に言うと、筆者もNISA積立を始めるまでマネーブリッジをちゃんと理解していませんでした。でもある時ふと確認したら、楽天銀行の預金金利がいつのまにか上がっていて、スイープも自動で動いていたんです。
「設定するだけで放置できる」というのが最大の魅力です。仕組みを3分で理解して、サクッと設定してしまいましょう。
マネーブリッジって何?3行でわかる仕組み
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行を連携させるサービスです。
一言でまとめるなら、この3点です。
- 楽天銀行の普通預金金利が年0.38%に上がる(残高1,000万円以下)
- 楽天市場のSPUが+1倍になる
- 証券口座と銀行口座の間でお金が自動移動(スイープ)する
それぞれの口座を「つなぐ」だけで、持っているだけでお得な状態が続きます。設定後に特別な操作は不要です。
※金利・SPU倍率はいずれも公式情報より。変更になる場合があります。
設定したら放置でOK?実際どうなの
結論から言うと、ほぼ放置で使えています。筆者の実体験をもとに説明します。
筆者はNISA積立で自然に使っていた
筆者がマネーブリッジを意識したのは、楽天証券でNISA積立を始めた後のことでした。
口座開設の流れでマネーブリッジの設定を案内されたので「一応やっておくか」と設定だけして、その後はほぼ忘れていました。
ある日、楽天銀行のアプリで残高を確認したとき、金利欄に思っていたより高い数字が表示されているのに気づきました。通常の普通預金より高い金利が、何もしなくても適用されていたんです。
NISA積立の引き落としもスイープで自動処理されていて、「あ、ちゃんと動いてる」と実感しました。
意識せず使えている理由
マネーブリッジは「設定→あとは自動」という仕組みのため、日常的に操作する必要がありません。
- 積立投資の引き落としは楽天銀行から自動で行われる
- 楽天証券の余剰資金は楽天銀行に自動で戻ってくる
- 金利アップとSPU倍率アップはログイン不要で適用されている
「使っている感覚がない」まま恩恵を受けているのが、マネーブリッジの実態です。
マネーブリッジのメリット【実感ベースで解説】
楽天銀行の金利が上がる(年0.38%)
マネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が年0.38%(残高1,000万円以下、税引前)になります(※公式情報より)。残高1,000万円超過分は年0.32%が適用されます。
メガバンクの普通預金金利は一般的に年0.001〜0.1%程度のため、比較すると高水準といえます。
たとえば100万円を預けておくだけで、1年間に約3,800円分の利息がつく計算になります。投資ではなく、ただ預けているだけで得られる利息としては十分なメリットです。
筆者自身、生活費の一部を楽天銀行に置いておくようにしてから、金利の恩恵をより実感するようになりました。
SPU+1倍で楽天市場がお得に
マネーブリッジを設定すると、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+1倍になります(※公式情報より)。
楽天市場でよくお買い物をする方にとっては、毎月のポイント還元に直接影響するメリットです。
SPUの仕組みや他の条件については、以下の記事で詳しくまとめています。

自動入出金(スイープ)で手間ゼロ
スイープとは、楽天証券と楽天銀行の間でお金を自動移動させる機能です。
- 入金スイープ:証券口座での買付に必要な金額を、楽天銀行から自動で引き落とし
- 出金スイープ:証券口座の余剰資金(売却代金など)を、楽天銀行に自動で移動
NISA積立の場合、毎月の引き落としがスイープで自動処理されるため、「証券口座に入金し忘れた」という事態を防げます。
筆者はこのスイープのおかげで、NISA積立を開始してから一度も手動入金したことがありません。
気をつけたい点(デメリット・注意点)
スイープで残高が思わず減ることがある
スイープは便利な反面、楽天銀行の残高が自動で引き落とされるという点には注意が必要です。
証券口座で大きな買付をした場合や、積立金額を引き上げた直後など、楽天銀行の残高が想定以上に減るケースが考えられます。
生活費や急な出費のための預金が証券口座への入金に使われてしまわないよう、楽天銀行に一定の残高を確保しておくことをおすすめします。
筆者の場合、お金を借りる予定もなく積立金額も固定しているため、残高が急減するリスクは低い状況です。ただし、残高の管理は定期的に確認するようにしています。
楽天証券・楽天銀行の両口座が必要
マネーブリッジは、楽天証券と楽天銀行の両方の口座がないと設定できません。
どちらか一方しか持っていない場合は、先に両口座を開設する必要があります。

まだ口座をお持ちでない方は、まず楽天証券の口座を開設してからマネーブリッジの設定に進みましょう。
設定方法【楽天証券・楽天銀行どちらからでもOK】
マネーブリッジの設定は、楽天証券・楽天銀行どちらの画面からでも行えます。手順はどちらもシンプルで、5分程度で完了します。
楽天銀行からの設定手順(推奨)
- 楽天銀行にログイン
- メイン画面の「商品・サービス」→「すべて表示」をタップ
- 「ためる・ふやす」カテゴリーから「マネーブリッジ(楽天証券連携)」をタップ
- 「マネーブリッジ申込(無料)」をタップ
- 利用規約に同意し、暗証番号と生年月日を入力して「申込む」をタップ
- 楽天証券サイトに遷移するので「申込」をタップして完了
楽天証券アプリ(iGrow)からの設定手順
- 楽天証券iGrowアプリにログイン
- 「マイページ」をタップ
- 入出金の項目にある「マネーブリッジ」をタップ
- 画面の案内に沿って申込を進める
設定完了の通知は登録メールアドレスに届きます。営業日17:00までの申込は当日19:00頃に、17:00以降や土日祝の申込は翌営業日に処理されます。金利の優遇は、月末時点で手続きが完了している場合、翌月から適用されます(※公式情報より)。
※設定手順は公式サイトの仕様変更により変わる場合があります。最新の手順は公式ページでご確認ください。
まとめ:設定して放置するだけでお得になる
楽天マネーブリッジのポイントをまとめます。
| 項目 | 通常 | マネーブリッジ適用後 |
|---|---|---|
| 楽天銀行金利 | 年0.10% | 年0.38%(残高1,000万円以下) |
| SPU | 対象外 | 楽天市場で+1倍 |
| 入出金 | 手動 | 自動(スイープ) |
| 設定時間 | — | 約5分 |
| 維持コスト | — | 無料 |
筆者はNISA積立のついでに設定して、あとは完全放置です。それでも金利アップとSPUの恩恵はしっかり受け続けています。
「難しそう」と後回しにしていた方も、設定自体は5分で終わります。楽天証券と楽天銀行を持っているなら、設定しない理由はほぼないといえます。

